加湿器の水タンクが4時間弱で空になるので、そのたびに水を入れ替えて、ほぼフル稼働しているけれど、空気が劇的に潤ったという感じはしなくて、やっぱりもう少し良いものを買えばよかったと今さらながら思っている。加湿器の稼働中はずっと、こぽこぽという水の沸騰する音がしていて、Amazonのレビューを見るとそれをうるさいという人もいるようで、たしかに小さくない音ではあるけれど、決して嫌な音ではないと思う。雨音や、焚き火の音や、川のせせらぎなどにも似て、無音よりもむしろ心地良ささえ感じる。

 午後、雲林坊で担々麺と麻婆丼のセットを食べた。浅草線に乗ったら、自分の車両と両隣の車両に誰も乗っていなかった。本屋で東京の和食のおいしい店が載った雑誌と、ビジネスモデル図鑑みたいな本を買った。帰りにバスに乗ったら、黒いブーツを履いた脚のきれいな女性が斜め前に座って脚を組んでいて、思わず見てしまった。