仕事納め。もう有休を取っている社員もいて、出社している社員はいつもより少なかった。電話もあまり鳴らない。全体的に社内が静かだった。昼はひとりで定食屋に行って、ブリづくし定食を食べた。ブリの刺身、ブリの塩焼き、ブリ大根。1200円。美味かった。午後は安納芋のスコーンとほうじ茶で一服したりしながら、ほどほどに仕事した。

 仕事が終わってから心療内科へ。診察のときに何か変わったことはないかと訊かれたけれど、特に何もなかったので、それはきっと良いことなのだろう。調子の悪いときはそれが具体的な症状として心身に顕れるのだが、調子の良いときは何か良いことが起こるのではなく、特に何でもない状態になるので、変化を感じにくいというか、そういえばなんで病院に来て薬飲んでるんだっけ? という気持ちになる。だからといって通院や薬を止めるとまたぶり返してくる、というサイクルをこれまでに何周か経験したので、特に何でもない状態であるということが良いことである、ということを今ではさすがに理解しはじめた。顕れる、という字は格好良い。

 神保町の東京堂書店を覗こうとしたら19時閉店で、三省堂書店もシャッターが下りていた。

 帰りの電車ではCraig Armstrongの”Let's Go Out Tonight"を聴いていた。これはBlue Nileのカバー。夜の雰囲気を感じさせる曲。