再会

 午前中、ZOZOTOWNで注文したイージーパンツが届いた。先週注文したのはウエストがきつかったので返品したけれど、今回のはサイズがぴったりだった。Amazonプライムビデオで『オー・ルーシー!』を観て、昼はのり巻きを食べてから、DAZNでサウル・アルバレスとカラム・スミスの試合を観た。カネロ、パンチ強いし速い、しかもディフェンス上手い。圧倒。

 

 風俗、というジャンルに該当するのかどうかわからないのだけれど、いくらかのお金を払って若い女の子とデートすることのできる店があって、ふとしたはずみで、去年の夏から今年の始めにかけてその店の女の子と、月に1回のペースで会うようになった。ここでは名前をK(仮)としておくけれど、そのKと今日、約10ヶ月ぶりに会った。現在大学生のKは客室乗務員を目指していて、大学卒業後に専門学校に通ったりその他将来の準備のためにお金を溜めているそうなのだけれど、新型コロナウイルスのせいで旅行業界が大きな打撃を受けて、客室乗務員の採用も先行き不透明になった今、どうしているのかずっと気になっていたのだった。僕は今年の春に3ヶ月ほど、会社を退職して(その後復職したのだけれど)海外留学をしていた。といっても、ちょうど新型コロナウイルスの真っ只中だったので、到着して早々に語学学校は休校になり、結局そのまま帰国の日までぼんやりとした日々を過ごしていたのだけれど、そもそも海外留学をしようと思ったきっかけのひとつがKなのだった。Kも2、3ヶ月ではあるけれど留学したことがあったそうで、仕事や恋愛に行き詰まっていた僕にとっては留学という思いがけない選択肢(逃げ道?)を示してくれた気がして、30代の後半でちょっとした冒険をしてみようと思い立ったのだった。

 久しぶりに会ったKは元気そうで、フルーツパーラーでクレープやパフェを食べながら、お互いに今年のできごとや近況について話をしたのだけれど、学校には通っているのか、将来はどうするのか、店は続けるのかなど、年の差のせいか、なんだか進路相談みたいになってしまった。若さが遠い。